May 04, 2011
がんの治療に明るい希望を
もし、癌を治療する特効薬が開発されれば、この病気で苦しむ世界中の患者が救われる。医学は日進月歩なので、今日不可能な治療も明日には可能かもしれない。人類はこれまで数多くの病気を克服してきた。そこで現在、癌に苦しんでいる人たちも希望を持って生きていってほしいと思う私は願っている。自分の細胞を取り出して樹状細胞に成長させ、リンパ球にがん細胞を攻撃するように命令できるようにする免疫療法の樹状細胞免疫療法と呼ばれています。症状が難しく、発見時の寿命を宣告されることが多く、膵臓癌、特に効果が現れています。新しい治療法なので、保険の適用外に高額な治療費がかかります。誰もが最高の医療を受けられる世の中にすることができます。
従来のTVとPCとの融合とも言える「コネクテッドTV(スマートTV)」市場への注目が集まっている。世界最大級の家電見本市「International CES 2011」において、インドのWipro TechnologiesはこのコネクテッドTVを主軸に据えたアピールを行っていた。同社Product Engineering Solutions部門の上級副社長、アヤン・ムケルジ(Ayan Mukerji)氏に話を聞いた。
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――あなたが率いている「Product Engineering Solutions(PES)」とはどういった部門か。
主に組み込みソフトウェアの開発を担当する部門だ。半導体、医療機器、自動車、家電、携帯電話、通信機器など、さまざまな業界からソフトウェア開発を請け負い、提供している。今回は(家電見本市の)CESなので、家電製品に関するアピールを行っている。また、ハードウェアやチップの設計も受託しており、Wipro全体の売上の15〜16%程度をカバーしている。
部門内でもっとも収益が大きいのは自動車向け、半導体向け、携帯電話向け、そして家電向けという4つの領域だ。ただ、それぞれの構成比は公表していない。
家電向け領域で言えば、現在のTVのほとんどはコンピュータを内蔵しており、ソフトウェアで制御されている。我々はデジタルテレビ規格であるATSC(米国)やDVB(欧州)、ISDB(日本)に対応したミドルウェアを開発している。OEMは、米国Intelや台湾MediaTekなどのTV向けチップセットとそれに対応するミドルウェアを導入し、ユーザーインタフェース(UI)を追加すればTVを作ることができる。
――TV市場ではどのような動向に注目しているのか。
現在のTV市場には「コネクテッドTV」や「スマートTV」と呼ばれる、従来のTV機能にプラスして、ネットワークへの接続機能とアプリケーションを搭載したTVが出てきている。例えば、ネットワーク経由で音楽や映像をダウンロードして再生できるわけだ。こうしたネットワークへの接続性を実現するソフトウェアも、我々は開発している。
従来のTVでは、ある番組を見たいときにチャンネルを切り替えて探していた。これが、コネクテッドTVではコンテンツの「ジャンル」から探すことになる。ニュース、スポーツといったジャンルを選択すれば、各ジャンルで視聴可能な番組が表示され、簡単に番組を探せるわけだ。また、例えば俳優のトム・クルーズ主演の映画を見ていた場合、ほかのトム・クルーズ主演映画をTV画面から検索することも可能だ。このようにコンテンツ・ベースの検索が可能なのがコネクテッドTVの特徴と言える。そのほかにも、TV番組を見ながらWeb検索で関連情報を探したり、自宅の電力管理システムと接続してTVを電力モニターのようにする使い方なども考えられている。
コネクテッドTV製品は徐々に増えている。SonyやLogitechの提供する「Google TV」製品をインターネット接続すれば、TV画面上でWebサイトを閲覧したり、インターネットの動画配信サービス経由で好きな番組や映画を楽しんだりできるようになる。まだ市場は小さいが、将来的にはすべてのTVがコネクテッドTVになるだろう。
この市場は、米国よりも日本や韓国で盛り上がるのではないだろうか。ソニー、東芝、シャープ、パナソニック、Samsung、LGなど、日本や韓国のメーカーが大半を占めているからだ。もちろん、市場の環境変化もあるので将来予測は難しいのだが。
ちなみに、「コネクテッドTV」と「スマートTV」の違いだが、我々は特にワイヤレス(無線LAN)でネットワーク接続できるものを「コネクテッドTV」と考えている。ケーブル接続しなくても、無線LAN経由でNetflixやHuLuなどの番組配信サービスからコンテンツが入手できるのだ。
――コネクテッドTV市場におけるWiproの強みは。
以前はアナログ放送向けのミドルウェアを開発していただけだったが、現在は各国でデジタル放送への移行が進んでおり、1年半ほど前からデジタル放送に対応したミドルウェアの開発に切り替えている。
その中で、Wiproには主に2つの強みがある。1つは早期に製品を市場投入できる点だ。独立系のメーカーである我々は、特定のハードウェア・メーカーではなく、全世界のメーカーと協業している。したがって、個々のハードウェア・ベンダーの動向にとらわれることなく技術を開発し、製品を提供することができる。もちろん、それを支える高度な技術力が背景にあるわけだが。つまり、Wiproと協業することで、メーカー側がタイム・トゥー・マーケットに良い製品をリリースできるようになるということだ。
また、品質管理のためのテスティングにも強みがある。どんな製品もテストされてから市場に投入されるが、Wiproではミドルウェアのテストだけでなく、ハードウェア、UIを含めたシステム・テストも提供するので、その期間を短縮できる。
コネクテッドTVのソフトウェアでは、従来のTV向けミドルウェアにネットワーク・スタックが追加される。TV向けミドルウェアの開発経験に加え、携帯電話や車載機器におけるワイヤレス・ネットワーク分野の開発経験があることもWiproの強みになるだろう。
――今後のビジネスの方向性は。
よりよい製品を、より早く市場に提供するというのが一貫したビジョンであり、それをさらに強化して成長を図っていく。
また、ベンダーが新しい製品を作りたいと考えたときに、一緒になって製品開発を行うというビジネスにも注力している。例えば、高度な光学技術を持つメーカーが、それを応用して新しい市場へ製品を投入したいとしても、単独では難しいかもしれない。我々が市場のリサーチや半導体開発などを請け負うことで、メーカー側はコア技術を生かした新規ビジネスを展開することができる。こうした新たなビジネス・モデルも構築し、実績を重ねている。
――成長の見込まれる領域にはどのような投資を行っているのか。
我々にはたくさんの事業部門があるので難しい質問だ。メディカルやモバイル、家電領域では「COE(Centre of Excellence)」と呼ばれる研究部門を設置しており、例えば、最も新しいCOEはスマート・モニタリングの研究を進めている。ほかにも現在は、モバイルやテレマティックス、クラウド、HPC(High Performance Computing)、AndroidのCOEを設置している。
――日本のメーカーについて、動向や今後の変化をどう見ているか。
日本はグローバルのマーケット・リーダーだ。韓国市場も伸びているが、日本のメーカーは非常に強いブランドを持っている。インドから見ても、日本企業はまだ大丈夫だろう。日本市場は非常に強く、製品はいい。ただ、韓国と中国は大きな競争相手だ。日本企業は意志決定が遅く、他方、中韓の企業はそれが迅速だ。そのあたりが日本と中韓の企業の差だろう。
メーカーがあらゆる開発を自社内でまかなうというのは、品質は向上できるのかもしれないが、動きが遅くなってしまう。ほかの企業とのコラボレーションで製品をスピーディに開発することで、ビジネスを次のステップに進めることができるのだ。
(小山安博/フリーランスライター)
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